• 献本

これでわかる基礎有機化学演習

978-4-7827-0666-4 C3043 /2012年3月刊行
畔田博文(石川工業高専・教授)
鈴木秋弘(茨城工業高専・校長)
高木幸治(名古屋工業大学・准教授)
川淵浩之(富山高専・教授) 共著
B5・並製・2色刷・180頁/定価 2,420円(本体2,200円)
「有機化学は暗記の学問ではなく,基本事項のみを理解し,覚え,これを応用する論理的な学問である」との考えを基に,基本問題を中心に扱った演習書。
各問題ごとに解答,解説を直後に示し,1つずつ掘り下げて理解とその定着をはかる。「これでわかる基礎有機化学」の姉妹書。
目次

1 有機化合物と化学結合
 1.1 有機化合物と無機化合物
 1.2 価電子と共有結合
 1.3 共有結合の分極と水素結合
 1.4 形式電荷
 1.5 結合の開裂と形成
 1.6 酸と塩基

2 有機化合物の表現法とアルカン
 2.1 有機化合物の表現法
 2.2 アルカンの名称と性質(沸点, 水への溶解性を中心に)
 2.3 アルカンの反応
 2.4 アルカンの立体構造

3 化合物の分類とIUPAC命名法
 3.1 官能基による化合物の分類
 3.2 慣用名とIUPAC命名法
 3.3 飽和炭化水素と不飽和炭化水素の命名と命名の基礎
 3.4 芳香族化合物の命名
 3.5 単純な語尾変化のみで命名することができる化合物の命名
 3.6 単純な語尾変化のみで命名することができない化合物の命名
 3.7 各化合物の性質

4 アルケンとアルキンの化学
 4.1 アルケンとアルキンの混成軌道と立体構造
 4.2 アルケンにおける求電子付加反応
 4.3 アルケンへのラジカル付加反応
 4.4 アルケンの還元と酸化反応
 4.5 アルキンの反応
 4.6 共役ジエンの反応
 4.7 アルケン・アルキンの反応のまとめ

5 芳香族化合物の化学
 5.1 芳香族化合物とヒュッケル則
 5.2 芳香族化合物と求電子置換反応
 5.3 アルキルベンゼンの反応

6 立体化学
 6.1 異性体の種類
 6.2 不斉炭素と鏡像異性体
 6.3 不斉炭素の表示方法(立体配置, R-S表記法)
 6.4 鏡像異性体とジアステレオ異性体

7 有機ハロゲン化合物の化学
 7.1 求核置換反応
 7.2 脱離反応
 7.3 競争反応
 7.4 有機金属試薬の調整

8 アルコールの化学
 8.1 酸としてのアルコールとウィリアムソンのエーテル合成
 8.2 塩基としてのアルコールと置換, 脱離反応
 8.3 アルコールの酸化反応

9 エーテルの化学
 9.1 エーテルの酸化反応
 9.2 エーテル結合の開裂反応-置換反応
 9.3 エポキシドの合成

10 アルデヒドとケトンの化学
 10.1 カルボニル基の分極構造と求核付加反応
 10.2 α-プロトンの酸性度とエノラートイオンの反応
 10.3 アルデヒド, ケトンの酸化反応と還元反応

11 カルボン酸の化学
 11.1 カルボン酸の酸性度
 11.2 カルボン酸の求核アシル置換反応

12 カルボン酸誘導体の化学
 12.1 カルボン酸誘導体の求核アシル置換反応
 12.2 エステルの縮合反応

13 アミンの化学
 13.1 アミンの塩基性
 13.2 アミンのアルキル化反応
 13.3 他の官能基への変換
 13.4 アミンの合成反応

14 各種化合物の合成反応
 14.1 アルケン
 14.2 アルキン
 14.3 芳香族
 14.4 有機ハロゲン
 14.5 アルコール
 14.6 エーテル
 14.7 アルデヒドおよびケトン
 14.8 カルボン酸
 14.9 カルボン酸誘導体
 14.10 アミン

備 考

2024年3月、重版3刷。

三共出版で購入?

部数:

更新: 2024年11月21日
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