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フレンドリー基礎物理化学演習

978-4-7827-0676-3 C3043 /2013年5月刊行
成蹊大学名誉教授 田中 潔
東京医科大学名誉教授 荒井貞夫 [共著]
A5・並製・2色刷・326頁/定価 2,970円(本体2,700円)
初歩的な例題から取り上げ、解法もできるだけ丁寧に記述。特に単位については計算途中も省略せずに記載。化学の初歩的な内容を理解し、ステップアップする助けとなる演習書。
主な内容
  1. 原子の内部
  2. 化学結合と分子の形
  3. 気体の性質
  4. 物質の状態と分子間力
  5. 溶液の性質
  6. イオン性溶液の性質
  7. 状態変化に伴うエネルギー
  8. 熱力学第二法則
  9. 化学平衡と熱力学
  10. 酸と塩基
  11. 電気化学
  12. 化学反応の速度
  13. 放射線と放射能
目次

序 章
 0-1 数値の取扱い
 0-2 単位の換算
 0-3 原子量と分子量
 0-4 モルとアボガドロ定数
 0-5 化学量論
  0-5-1 化学式
  0-5-2 化学反応式
 章末問題

1章 原子の内部
 1-1 原子スペクトル
 1-2 ボーアの水素原子モデル
 1-3 電子の二重性:波動力学
 1-4 水素原子の構造
 1-5 多電子原子の構造
 1-6 イオン化エネルギーと電子親和力
 章末問題

2章 化学結合と分子の形
 2-1 金属結合
 2-2 オクテット則
 2-3 イオン結合
  2-3-1 イオンとイオン結合
  2-3-2 イオン化合物とその命名
 2-4 共有結合とルイス構造
  2-4-1 分子と共有結合
  2-4-2 ルイス構造
  2-4-3 形式電荷
  2-4-4 共鳴構造
 2-5 VSEPR理論と分子の形
 2-6 混成軌道と分子の形
  2-6-1 共有結合と軌道の重なり
  2-6-2 sp3混成軌道とメタンの構造
  2-6-3 sp2混成とエチレンの構造
  2-6-4 sp混成とアセチレンの構造
 2-7 電気陰性度と極性分子
  2-7-1 電気陰性度
  2-7-2 極性分子
 2-8 水素結合
 章末問題

3章 気体の性質
 3-1 理想気体の状態式
 3-2 ドルトンの分圧の法則
 3-3 気体分子運動論
 3-4 実在気体
 章末問題

4章 物質の状態と分子間力
 4-1 分子間の引力
 4-2 液体の蒸発
 4-3 固体の融解・昇華
 4-4 状態図
 4-5 固体の内部
 章末問題

5章 溶液の性質
 5-1 溶液の濃度
 5-2 固体の溶解度
 5-3 溶液の束一的性質
  5-3-1 蒸気圧降下 ラウールの法則
  5-3-2 沸点上昇
  5-3-3 凝固点降下
  5-3-4 浸透圧
 章末問題

6章 イオン性溶液の性質
 6-1 電解質溶液
 6-2 電気分解
 章末問題
 
7章 状態変化に伴うエネルギー
 7-1 熱, 仕事およびエネルギー
 7-2 内部エネルギーとエンタルピー
 7-3 転移のエンタルピー
 7-4 反応のエンタルピー
 7-5 反応エンタルピーの温度依存性
 章末問題

8章 熱力学第二法則
 8-1 エントロピー変化
 8-2 熱力学第二法則
 8-3 物質のエントロピー
 8-4 ギブズの自由エネルギー
 8-5 自由エネルギーと正味の仕事
 章末問題

9章 化学平衡と熱力学
 9-1 平衡定数
 9-2 不均一系の化学平衡
 9-3 平衡の移動
 9-4 イオンを含む平衡―溶解度積
 9-5 平衡定数とギブズの自由エネルギー
 9-6 相の間の平衡
 章末問題

10章 酸と塩基
 10-1 酸と塩基
  10-1-1 酸と塩基の定義
  10-1-2 酸と塩基の価数
  10-1-3 酸と塩基の強さ
 10-2 酸・塩基・塩の水溶性のpH
  10-2-1 水のイオン積と水溶液のpH
  10-2-2 強酸・強塩基水溶液のpH
  10-2-3 弱酸・弱塩基水のpH
  10-2-4 塩の水溶液のpH
 10-3 緩衝液
  10-3-1 緩衝作用
  10-3-2 緩衝液のpHとヘンダーソン-ハッセルバルヒの式
 10-4 中和反応
  10-4-1 中和滴定
  10-4-2 強酸と強塩基の滴定
  10-4-3 弱酸と強塩基の滴定
  10-4-4 弱塩基と強酸の滴定
 章末問題

11章 電気化学
 11-1 酸化と還元
 11-2 化学電池
 11-3 起電力と平衡
 11-4 基電力とギブズの自由エネルギー変化
 章末問題

12章 化学反応の速度
 12-1 反応速度と反応速度式
  12-1-1 反応速度
  12-1-2 反応速度式
 12-2 1次反応
 12-3 2次反応
 12-4 反応速度の温度依存症
  12-4-1 衝突理論
  12-4-2 アレニウスの式
 12-5 速度式の解釈:反応機構
 12-6 触媒と酵素
 章末問題

13章 放射線と放射能
 13-1 同位体
 13-2 放射性崩壊と放射線
  13-2-1 α崩壊
  13-2-2 β崩壊
  13-2-3 γ崩壊
  13-2-4 自然放射線
 13-3 放射線の性質
 13-4 放射能と放射線に関わる単位
 13-5 半減期
 13-6 核反応と核エネルギー
  13-6-1 核反応
  13-6-2 画の結合エネルギー
  13-6-3 核分裂と原子力
  13-6-4 核融合
 章末問題

演習問題解答
索引

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更新: 2024年8月8日
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