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1 結晶とは 1-1 はじめに 1-2 結晶に見られる規則的構造 1-3 周期性の現れない敷き詰め構造 1-4 2次元周期配列に許される回転対称 2 結晶の対称性Ⅰ—32の晶族(点群) 2-1 結晶内で許される回転対称 2-2 反転を含む対称 2-2-1 反転対称 2-2-2 投影表示 2-2-3 鏡映対称,その他 2-3 対称要素の組み合わせ 2-3-1 主軸と垂直な2回軸の組み合わせ 2-3-2 主軸と鏡映面の組み合わせ 2-3-3 互いに交わる鏡映面 2-3-4 立方体の対称性 2-4 32の結晶系(晶族) 2-4-1 晶族の小分類 2-4-2 対称性の有無による分類 2-4-3 対称性の高低による分類 2-5 点群 3 結晶の対称性Ⅱ—7つの結晶系・14のブラベ格子 3-1 結晶系 3-1-1 対称性に由来する結晶軸の取り方 3-2 周期構造とa,b,c軸の選び方 3-2-1 並進成分の選択法 3-2-2 複合格子の選択 3-3 14のブラベ格子 3-3-1 7つの結晶系と14のブラベ格子 4 結晶の対称性Ⅲ—並進操作を含む対称要素,空間群 4-1 映進面 4-4-1 映進方向と表示記号 4-2 らせん軸 4-2-1 回転軸との組み合わせで生じるらせん軸 4-2-2 らせん軸の表示法 4-3 空間群 5 X線 5-1 X線の発見 5-2 X線の発生 5-2-1 X線管球 5-2-2 加速電圧と発生するX線の強度 5-2-3 特性X線とモーズレーの法則 5-2-4 放射光 5-3 X線の検出法 6 人類初のX線結晶構造解析 —NaClとKClの結晶構造の決定とミラー指数 6-1 LaueとEwaldの出会い 6-1-1 人類初の回析実験 6-2 Bragg親子の登場 6-2-1 NaCIとKClの回析像についての予備知識 6-3 有理指数の法則とミラー指数 6-3-1 直交軸系の格子での面間隔の計算法 6-4 単結晶を利用した回析パターンの測定 6-4-1 ブラッグの式と測定装置 6-4-2 回析斑点の解釈 6-4-3 鉱物学者の考えていた結晶構造 6-4-4 ブラッグの解釈 6-4-5 KCl構造の解釈 6-5 結晶の密度とX線の波長 6-6 まとめ 7 波の表現—波動運動の複素数による表現とオイラーの公式 7-1 波 7-2 複素数と複素表面 7-2-1 複素数表示の便利なところ 7-2-2 共役複素数 7-3 フーリエ級数 7-3-1 フーリエ変換 7-4 フーリエ級数展開 7-5 フーリエ係数の決定 7-6 フーリエ変換の表現 7-6-1 複素フーリエ級数の便利なところ 7-6-2 たたみこみ 7-7 フーリエ合成 8 結晶とX線の相互作用—回析理論 8-1 横波の回析と干渉 8-1-1 2つの波源からの波の干渉 8-1-2 1つの波源からの波が二重スリットを通って起こす干渉 8-2 Coherentな波 8-2-1 回析格子の配列と回析模様 8-3 1次元格子による散乱 8-3-1 回析条件 8-3-2 より一般的な回析条件 8-3-3 3次元格子からの回析 8-4 h,k,lの意味 8-4-1 ベクトルの積 8-4-2 スカラー三重積 8-4-3 結晶内の平面を考察する 8-4-4 h,k,lの意味のまとめと逆格子ベクトル 9 構造因子—電子密度と回析強度および消滅則 9-1 X線を散乱するもの 9-2 原子錯乱因子(原子という窓からの散乱) 9-2-1 原子散乱因子とは 9-2-2 電子数の等しい原子・イオンの散乱因子 9-3 回析強度と構造因子 9-3-1 構造因子 9-3-2 構造因子の性質 9-3-3 複合格子の消滅則 10 X線回析実験-データ測定・空間群の決定・データの評価 10-1 実験に用いる回析条件 10-1-1 ブラッグの条件という表現 10-1-2 エワルドの条件という表現 10-1-3 限界球 10-2 逆格子の配列と回析図形 10-3 回析データの収集 10-3-1 結晶を選んで回析装置にセットする 10-3-2 予備測定の後,自動で測定する 10-3-3 補正のためのデータを収得しておく 10-4 結晶構造を解く 10-4-1 空間群の決定 10-4-2 構造を解く 10-4-3 F(000) の意味 10-5 構造決定の例(構造因子の意味) 10-5-1 1次元データで見るフーリエ合成 10-5-2 2次元データ 11 X線構造解析の実際 —思わぬハプニング・低温実験でのトラブル 11-1 通常は結晶をキチンと選べばトラブルは起きない 11-1-1 グラニュー糖の構造解析 11-1-2 トラブル 11-2 補正 11-2-1 ローレンツ因子と偏光因子 11-2-2 吸収補正 11-3 結晶格子が教える組成情報と実例 12 X線以外の波動を利用した回析 —電子線と中性子線についてちょっとだけ 12-1 X線との比較 12-2 波長 12-3 電子線回析 12-4 中性子線回析 12-4-1 散乱因子 12-4-2 核スピン 12-5 X線の粉末回析データの利用 12-5-1 リートフェルト解析 コラム 休憩室
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