• 献本

要説 高分子材料化学

978-4-7827-0716-6 C3043 /2015年2月刊行
東京農工大学教授 米澤宣行 編著
東洋大学工業技術研究所 相川俊一・東洋大学教授 石井 茂・岩田 薫
東京農工大学准教授 尾池秀章・東京農工大学教授 下村武史
東洋大学教授 吉田康彦 共著
B5・並製・2色刷・188頁/定価 2,970円(本体2,700円)
物体の形の維持に使われる「構造材料」用途の有機材料を解説。
将来高分子周辺を含む領域で仕事をする人に必要な思考法を学ぶ教科書。
主な内容
  1. 高分子物質と高分子材料の化学を学ぶための基礎
  2. 高分子の物性
  3. 汎用高分子材料
  4. 高分子材料の製造・成形
  5. 汎用硬化型高分子材料
  6. 先端産業を支える高性能高分子材料
  7. 環境を支える高分子材料
目次(詳細)

1 高分子物質と高分子材料の化学を学ぶための基礎
 1-1 高分子材料のイメージの整理
 1-2 物質と材料の世界の中での高分子の位置づけ
 1-3 高分子物質と高分子材料
 1-4 ポリマーと小さな分子
  1-4-1 ポリマーの熱的性質
  1-4-2 ポリマーの溶解性
  1-4-3 高分子材料の機械的強度
 1-5 高分子物質の関わる反応
 1-6 高分子物質の構造と性質,高次構造化と材料化
 1-7 生体高分子材料など
 1-8 まとめ

2 高分子の物性
 2-1 力学的性質
  2-1-1 応力とひずみ,変形
  2-1-2 弾性と粘性
  2-1-3 粘弾性
  2-1-4 無低型高分子の緩和弾性率
  2-1-5 動的粘弾性
  2-1-6 粘弾性体の非線形現象
 2-2 熱的性質
  2-2-1 結晶化と融解
  2-2-2 ガラス転位
 2-3 電気的性質
  2-3-1 誘電性
  2-3-2 誘電緩和
  2-3-3 導電性

3 汎用高分子材料
 3-1 五大汎用プラスチックス
  3-1-1 高分子の一次構造
  3-1-2 結晶と非晶
  3-1-3 熱可塑性と熱硬化性
  3-1-4 プラスチックスとは
  3-1-5 プラスチックスの生産量
  3-1-6 汎用プラスチックスの一般的特徴
  3-1-7 五大汎用プラスチックス各論
 3-2 ポリエチレンテレフタレート
 3-3 繊 維
  3-3-1 繊維とは
  3-3-2 合成繊維の生産量
  3-3-3 合成繊維各論
 3-4 エラストマー・ゴム
  3-4-1 ゴムとは
  3-4-2 天然ゴム
  3-4-3 合成ゴム
  3-4-4 熱可塑性エラストマー
 3-5 粘着剤・塗料
  3-5-1 粘着とは
  3-5-2 合成高分子接着剤
  3-5-3 反応型接着剤
  3-5-4 塗料用樹脂
 3-6 光学的透明性を特徴とする高分子材料
  3-6-1 ポリメタクリル酸メチル
  3-6-2 環状オレフィン系重合体
 3-7 フィルム・シート・ボトル用高分子材料

4 高分子材料の製造・成形
 4-1 成形樹脂
  4-1-1 重合方法の歴史
  4-1-2 熱可塑性樹脂各論
 4-2 繊維用樹脂
 4-3 フィルム・シート用樹脂
  4-3-1 汎用フィルム用樹脂
  4-3-2 汎用高性能フィルム用樹脂
 4-4 エラストマー用樹脂
  4-4-1 合成ゴム用樹脂
  4-4-2 熱可塑性エラストマー用樹脂

5 汎用硬化型高分子材料
 5-1 フェノール樹脂
 5-2 エポキシ樹脂
 5-3 不飽和ポリエステル樹脂
 5-4 ポリウレタン樹脂

6 先端産業を支える高性能高分子材料
 6-1 分子設計概念
 6-2 エンジニアリングプラスチック用高分子材料
  6-2-1 汎用エンジニアリングプラスチックス
  6-2-2 スーパーエンジニアリングプラスチックス
 6-3 高性能繊維用高分子材料
  6-3-1 耐熱・難燃繊維
  6-3-2 高強度・高弾性率繊維
 6-4 耐熱フィルム用高分子材料

7 環境を支える高分子材料
 7-1 さまざまな分離に用いられる高分子膜
 7-2 生体高分子
  7-2-1 タンパク質
  7-2-2 多糖類
 7-3 未来の環境を考える環境低負荷型高分子材料とリサイクル
  7-3-1 高分子材料の循環型社会への展望
  7-3-2 生分解性高分子材料
  7-3-3 高分子材料のリサイクル

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更新: 2024年8月8日
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