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新版 界面化学

978-4-7827-0761-6 C3043 /2017年2月刊行
東京理科大学名誉教授 近藤 保 著
A5・並製・164頁/定価 2,530円(本体2,300円)
化学・生物学・農学・医学・薬学・工学等の広い領域に関連し,各種の工業技術にその応用が展開されつつある界面化学の基礎理論を,第一線の研究者が具体的にわかりやすく解説した最良の入門書。大学の教科書,現場技術者の参考書としても絶好である。
目次

第1章 序 論
 1.1 界面の意義と分類
 1.2 界面化学

第2章 気体―液体界面
 2.1 純すいな液体の表面自由エネルギー(表面張力)
 2.2 表面張力測定法
  2.2.1 毛細管上昇法(capillary rise method)
  2.2.2 静滴法および静泡法(sessile drop method and sessile bubble method)
  2.2.3 最大泡圧法(maximum bubble pressure method)
  2.2.4 滴重法(drop weight method)
  2.2.5 円環法(ring method)
  2.2.6 吊板法(hanging plate method)
 2.3 溶液の表面張力と溶質の吸着
 2.4 界面活性剤水溶液の表面張力
 2.5 吸着膜の状態式

第3章 不溶性単分子膜
 3.1 単分子膜の概略
 3.2 単分子膜実験法
  3.2.1 表面圧の測定
  3.2.2 表面電位の測定
  3.2.3 表面粘度の測定
 3.3 単分子膜の実例
  3.3.1 長錯飽和脂肪酸単分子膜
  3.3.2 リン脂質単分子膜
 3.4 単分子膜の応用
  3.4.1 水の蒸発防止
  3.4.2 皮なめし機構の研究
 3.5 脂質二分子膜
 3.6 多分子膜

第4章 液体―液体界面
 4.1 純すい液体間の界面自由エネルギー(界面張力)
 4.2 界面張力測定法
 4.3 拡張係数
 4.4 二液界面の吸着膜

第5章 固体―液体界面
 5.1 固体表面のぬれとその尺度
  5.1.1 接触角
  5.1.2 ねれの仕事
  5.1.3 Washburn式
 5.2 固体の臨海表面張力
 5.3 ぬれに対する酸・塩基反応の寄与
 5.4 浸漬熱
 5.5 溶液から固体表面への溶質の吸着
  5.5.1 低分子の吸着
  5.5.2 界面活性剤の吸着
  5.5.3 高分子の吸着
 5.6 ぬれの調節
  5.6.1 浮 選
  5.6.2 フッ化炭素化合物によるぬれの調節
 5.7 分散性の調節
  5.7.1 長鎖化合物による分散性の調節
  5.7.2 高分子による分散性の調節

第6章 界面の電気的性質
 6.1 界面電気二重層
 6.2 界面動電現象と界面電気二重層電位の測定
  6.2.1 電気浸透
  6.2.2 電気泳動
  6.2.3 流動電位
 6.3 界面動電現象と非平衡熱力学
 6.4 細胞膜表面層中の電位と電荷の分布
 6.5 電気二重層間の相互作用
 6.6 電気毛管現象

第7章 固体―気体界面
 7.1 固体表面への気体の吸着と吸着等温式
  7.1.1 Langmuir吸着等温式
  7.1.2 BET吸着等温式
 7.2 BET吸着等温式の導出
 7.3 固体粉末の表面積決定
 7.4 物理吸着と化学吸着

第8章 エマルション
 8.1 エマルションの型とその判別法
 8.2 乳化剤のHLB
 8.3 転相温度
 8.4 エマルションの安定性
 8.5 単分散エマルション
 8.6 複合エマルション
 8.7 マイクロエマルション
 8.8 ラテックス

第9章 泡と泡沫
 9.1 泡沫の生成と消滅
 9.2 泡 膜
 9.3 泡沫分離法

第10章 動的界面現象
 10.1 油/水界面における自己発振
 10.2 単分子膜中の化学反応
 10.3 二液界面における重合反応
 10.4 マイクロカプセル
 10.5 固体と液体の界面における化学反応

備 考

品切れ重版未定。
上製から並製への変更に伴いISBNも変更になりました。(2017年)

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更新: 2024年11月20日
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