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化学結合入門 ―大学の化学基礎―

978-4-7827-0836-1 C3043 /2024年10月刊行
尾﨑 裕(前・城西大学教授)
橋本雅司(城西大学教授) [共著]
B5・並製・2色刷・136頁/定価 2,750円(本体2,500円)
大学の化学やその関連分野を学ぶうえで重要な化学の基礎を理解するための,化学結合・量子力学を中心に解説した大学初年次向け教科書。
目次(詳細)

1 物質と原子分子の世界
 1-1 物質の分類と原子
  (1)物質の状態
  (2)混合物と純物質
  (3)単体と化合物
  (4)元素と原子
  (5)均一混合物と不均一混合物
 1-2 原子の構成要素─陽子,中性子,電子
 1-3 電荷とクーロン力
 1-4 アボガドロ定数と原子量
  (1)アボガドロ定数
  (2)原子量
  (3)原子の大きさ
 1-5 溶液の濃度
 1-6 周期表
  (1)典型元素
  (2)遷移元素
 コラム 「知っている」ということ
 章末問題

2 原子分子の世界の法則
 2-1 光の波と光の粒子─光子
  (1)波としての光
  (2)光子
 2-2 原子スペクトルと水素のボーア模型
  (1)光のスペクトル
  (2)水素原子のスペクトル
 2-3 電子の従う規則
  (1)ドブロイ波長
  (2)シュレディンガー方程式
  (3)電子のスピン,不確定性原理など
 2-4 シュレディンガー方程式とその解
 コラム 黒体輻射と太陽のスペクトル
 章末問題

3 周期表と電子配置
 3-1 水素原子中の電子の軌道と電子雲
 3-2 周期表と電子配置
  (1)一般の原子中の電子
  (2)電子配置
  (3)電子のスピン
 3-3 原子半径,イオン化エネルギー,電子親和力
  (1)原子半径
  (2)イオン化エネルギー
  (3)電子親和力
 3-4 水素原子中の電子のシュレディンガー方程式の解
 コラム プランク定数の意味
 章末問題

4 化学結合と分子の構造
 4-1 化学結合の分類
 4-2 ルイス構造式
 4-3 共鳴構造
 4-4 形式電荷
  (1)形式電荷の計算法
  (2)形式電荷によるルイス構造の選択
 4-5 分子の立体構造─VSEPR理論─
 4-6 分子の極性と電気陰性度
 コラム 化学は実験してみないとわからない
 章末問題

5 化学結合の理論
 5-1 原子価結合理論
  (1)原子価結合
  (2)混成軌道
  (3)多重結合
 5-2 分子軌道法
  (1)水素分子の分子軌道
  (2)第2周期の2原子分子の分子軌道
  (3)多原子分子の分子軌道
 コラム 分子クラスター
 章末問題

6 化学結合と物質
 6-1 ポテンシャルと結合エネルギー
 6-2 分子,金属,塩
  (1)第1~3周期の元素の単体
  (2)金属
  (3)イオン結合
 コラム イオン液体
 章末問題

付録1 単位のついた計算
   付表1 SI基本単位
   付表2 SI組立単位
   付表3 SI基本単位と併用が認められている単位
   付表4 SI接頭語
   付表5 単位の換算
  2 有効数字

章末問題解答
参考文献
索引

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部数:

更新: 2024年10月29日
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