• 献本

反応工学

978-4-7827-0601-5 C3058 /2010年3月刊行
崇城大学教授 草壁克己
北海道大学教授 増田隆夫 [共著]
B5・並製・2色刷・132頁/定価 2,750円(本体2,500円)
近頃は将来,複合・融合分野で活躍できる人材が求められている。
本書は,化学工学系のみならず化学系や他分野の学生や技術者がはじめて反応工学を学ぶ場合に活用できる入門書である。
難しい事柄をスムーズに理解できるよう,わかりやすく説明されており,自力で学習するための参考書としても有用。
目次(詳細)

第1章 反応器設計の目的
 1-1 均相系反応器
 1-2 異相系反応器
 1-3 固定層反応器
 1-4 流動層反応器
 1-5 移動層反応器
 1-6 膜型反応器
 1-7 マイクロリアクター
 1-8 反応器の設計

第2章 化学反応の分類
 2-1 化学反応式の記述
 2-2 単一反応と複合反応
 2-3 可逆反応と不可逆反応
 2-4 均一反応と不均一反応
 2-5 等温と非等温の反応操作

第3章 反応速度式
 3-1 化学反応式
 3-2 反応速度
 3-3 反応速度と反応次数
 3-4 反応速度定数の単位
 3-5 反応速度を支配する反応温度

第4章 反応場と反応速度
 4-1 不均一系における反応速度
 4-2 不均一系における速度式

第5章 反応率について
 5-1 反応率
 5-2 収率
 5-3 選択率

第6章 反応に伴う濃度変化
 6-1 液相反応に伴う濃度変化
 6-2 気相反応に伴う濃度変化

第7章 反応を伴う物質収支
 7-1 蓄積速度
 7-2 反応による消失速度

第8章 流体の流れと反応器
 8-1 回分操作と連続操作
 8-2 押し出し流れと完全混合流れ
 8-3 反応器の分類

第9章 回分反応器の設計
 9-1 定容系の回分反応器の設計方程式
 9-2 定圧系の回分反応器の設計方程式

第10章 管型反応器の設計
 10-1 管型反応器の物質収支
 10-2 管型反応器の設計方程式

第11章 連続槽型反応器の設計
 11-1 連続槽型反応器の設計方程式
 11-2 直列に連結した連続槽型反応器

第12章 反応器の比較
 12-1 数値積分から求めた空間時間
 12-2 混合と反応
 12-3 反応器の連結による空間時間制御

第13章 反応速度解析
 13-1 回分反応器を用いた反応速度解析
 13-2 連続反応器を用いた反応速度解析

第14章 複合反応における反応器設計
 14-1 並列反応の濃度変化
 14-2 逐次反応の濃度変化
 14-3 可逆反応の濃度変化

第15章 流体混合モデル
 15-1 滞留時間分布関数
 15-2 インパルス応答法
 15-3 理想流れの滞留時間分布
 15-4 混合拡散モデル
 15-5 混合拡散モデルを用いた反応器設計
 15-6 槽列モデル

第16章 非等温反応器の設計
 16-1 熱収支
 16-2 非等温回分反応器の設計
 16-3 断熱方式における非等温回分反応器の設計
 16-4 非等温管型反応器の設計
 16-5 非等温連続槽型反応器の設計
 16-6 非等温連続槽型反応器の熱的安定性

第17章 反応と物質移動
 17-1 気液反応の解析
 17-2 気固反応の解析
 17-3 未反応核モデル

第18章 気固触媒反応の移動速度
 18-1 触媒反応の反応速度
 18-2 固体粒子と流体間の物質移動
 18-3 触媒粒子内の物質移動

第19章 固体触媒内の反応
 19-1 触媒粒子内の気体の濃度分布
 19-2 触媒有効係数
 19-3 触媒有効係数の推定法
 19-4 触媒反応速度
 19-5 固定層触媒反応器の設計

第20章 触媒劣化の反応工学
 20-1 触媒劣化機構
 20-2 触媒劣化時の反応速度
 20-3 固定層触媒反応器の設計

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更新: 2024年8月10日
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